ミニチュアダックスはどんな犬?
ミニチュアダックスはダックスフントの一種で、成犬時の体重が4.5~4.8キロを適正とするサイズの犬です。
もともとはドイツ犬です。「ダックス」というのはドイツ語で「アナグマ」という意味です。
穴の中にいるアナグマを追いかけるのに適した、土を掘りやすい丈夫な前足と、どんどん潜っていくのに都合のよい長い体を持っています。
もっと小型のカニーヘンダックス(適正体重3.2~3.5キロ)に至っては、ウサギの狩猟用として作られました。
ミニチュアダックスの性格
ミニチュアダックスの性格は見た目よりも強く、根気もあり、まさに狩猟犬の気質を持っています。鳴声も体の割には野太い声です。
それでいて落ち着きのある友好的な性格も併せ持っています。
体の臭いは他の犬に比べて臭くなく、室内飼いには適しています。
ミニチュアダックスの特徴
何といっても細長い胴体と短い足です。これが魅力でもあります。
この体型なので気を付けないといけないのは「椎間板ヘルニア」です。
背骨と背骨の間にある椎間板の隙間がなくなり、変形して神経を圧迫します。
症状が進むと足を引きずったり、しびれが出たりします。
ある種、宿命的な病気ともいえるので、普段の健康な時からケアが必要です。
腰に負担が来るような姿勢はさせないように、階段の上り下りやソファーのジャンプは気を付けましょう。
フローリングは腰に負担が来ます。滑りにくいカーペットを敷いてあげるといいでしょう。
また、ドッグフードには関節の健康維持のためにグルコサミンやコンドロイチンが配合してあるフードが望ましいです。
太りやすいのもミニチュアダックスの特徴です。
どの犬も肥満は良くないのですが、ミニチュアダックスは特に気を付けましょう。
間食のおやつをやりすぎないように、毎日散歩に出して運動不足にならないように心がけます。
太ると余計に腰の負担が増し、ヘルニアになりやすくなります。
少し太り気味になったら、高カロリーのフードは控えて、低カロリーフードを与えて体重を調整するといいでよう。
その他先天的に糖尿病になりやすい犬と言えます。
高齢期になったら腎機能の検査を定期的に行い、早めに手を打てるようにしておけば安心です。
ロイヤルカナンのダックスフント用のドッグフードはどうなっているのでしょう。
●健康な骨と関節の維持をサポート
やはりこれが一番です。ロイヤルカナンはカルシウムとリンをバランスよく配合してあります。
これにグルコサミンとコンドロイチンを加えて、関節の保護に努めています。
●高年齢用はより緻密に
高年齢用のフードには上記に加えて、複数の抗酸化成分を配合。
高齢期の腎臓の健康維持に配慮し、リンの含有量を調整してあります。
肥満を防ぐために、適切なカロリー含有量に調整し、理想的な体重の維持を図ります。
ヘルニアや腎臓病はなってしまうとやっかいです。
そうなる前にドッグフードで健康をサポートするのは長い目で見ると経済的でもあります。
プードルとロイヤルカナン に続く