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ロイヤルカナンドッグフードって良いの?悪いの?どっちなの?

世界中で人気のドッグフード、ロイヤルカナンの品質、安全性、価格などを犬種別、病気疾患別、生活習慣別などの多方面から評価分析するサイトです。多くの種類があるなかで、愛犬にピッタリなドッグフードを見つけることができます。他のフードからの切り替えにも参考になります。

ロイヤルカナンは体のサイズ別に種類が分かれる

 

犬のサイズ、つまり体の大きさによってドッグフードを分ける必要があるのか?

はじめに知った時、どうなんだろうと思いました。

国産でも「愛犬元気」などに小型犬専用のフードがありますが、ほとんどのドッグフードは、サイズ別に種類は分かれません。

 

もともとドッグフードは品質の良いものなら1種類で充分だと思っていました。

小型犬と大型犬は確かに体の大きさは10倍以上違います。

だからと言って、中身まで変えなくても量を調節するだけでいいだろうと世界中の飼い主が考えるでしょう。

犬なんて、という言い方はしませんが、そんなもんでしょう。

ジャーマンシェパードとチワワでフードの成分を変えるということです。

その必要があるのでしょうか。

それとも、これは犬の食事が進化したということでしょうか?

少し掘り下げて見てみましょう。

 

ロイヤルカナンはどんなサイズ別に分かれるの?

ロイヤルカナンでは犬のサイズが4つに分かれます。

①エクストラスモール(超小型犬用)

②ミニ(小型犬用)

③ミディアム(中型犬用)

④マキシ(大型犬用)

順番に見ていきます。

 

①エクストラスモール(超小型犬用)

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●生後10カ月までが勝負!

成犬時の体重が4キロまでの犬種用です。

中型犬や大型犬に比べて寿命が長く、生後10カ月で成犬になり、8歳からは高齢期、12歳からは老齢期になります。

超小型犬は生後3カ月で劇的に成長します。

その後10カ月ごろまで穏やかに成長を続けます。

この短い成長期にいかにバランスの取れた食事をするかが非常に大切です。

 

●小さな胃と通過速度の速い腸

超小型犬は胃が小さく、一度にたくさんものを食べれません。

また、飲む水の量が少なく、食べたフードが腸内を通過する速度が速く、水分が少なく硬いフンをする傾向があります。

そのため食物繊維のサポートによる消化の維持が必要です。

 

●キブル(粒)の適正サイズ

超小型犬だからと言って粒が小さければいいというものではありません。

小さすぎると噛まずに直接飲み込んでしまいます。

これが後々歯のトラブルにつながります。

適度な大きさが必要なのです。

 

●心臓に注意

寿命の長い超小型犬は高齢期において心臓の健康維持に注意が必要になります。

 

 

②ミニ(小型犬用)

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●生後12週までは注意

小型犬は最初の6カ月で急激に成長します。

生後10か月を過ぎると生まれたときの20倍になります。 

特に生後4週間から12週間まではデリケートな時期なので、特定の栄養摂取が必要です。

 

●歯の健康

小型犬は体に比べて大きな歯を持っています。

乳歯が長く残ることもあり、歯のトラブルが多い傾向にあります。

よく噛めるような粒にしたり、ポリリン酸ナトリウムを配合したりして、歯の健康を維持することが大切です。

 

●体重管理について

小型犬は活発に活動するので高いエネルギーが必要です。

ですがどうしても室内中心の生活を送りがちなので、運動不足による肥満に注意しなければなりません。

ドッグフードのカロリーも犬を見ながら調節するといいです。

 

 

③ミディアム(中型犬用)

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●急成長する中型犬

生後12カ月で生まれたときの40倍~50倍の体重になります。

急速な成長のため、特別な食事が必要になります。

特にこの時期の成長には、適正なカルシウムとリンが欠かせません。

 

●抗酸化成分が必要

中型犬は運動量が多く活発です。

このような中型犬には活性酸素などに注意すべきです。

そのためフードに抗酸化成分を配合するのは適切です。

 

●皮ふの健康と体重管理

活発に動く中型犬は他の犬以上に、体を守る皮膚や被毛の管理が重要です。

また、避妊や去勢の後に体重が増えることがあります。

皮ふと体重の管理を考慮した成分とカロリー調整がフードに求められます。

 

 

④マキシ(大型犬用)

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●デリケートな消化器官

意外なことに大型犬はデリケートな消化器官を持っています。

消化器官比率が小型犬より少なく、小腸の透過性が高く、ナトリウムの吸収能力が低く、大腸の通過期間が長いため、水気が多く軟らかくて臭いのきついフンになります。

腸内環境を安定させるため、消化が良いもの、食物繊維を多く含んだフードが必要です。

 

●体が大きいが故の注意

大型犬は体が大きいがゆえに関節に負担がかかります。

また、体の隅々まで血液を送るため、心臓の負担も大きくなります。

関節のケアのためにはグルコサミンやコンドロイチンが有効です。

心臓の健康維持のために適切な栄養学的配慮が求められます。

 

 

以上のように体のサイズ別にフードの成分配合を調節することは理に適っているように思えます。

 

犬の祖先が野生だったときにはどうしてたのでしょうか?

仲間と同じものを食べていても、調子が悪くなったり太って走りずらくなったときは、

本能的に判断して、ハーブ類を食べたり、食べる量を減らしたりしたのでしょうか。

確認する方法がないのでわかりませんが、たぶんそうしないと長くいきれなかったでしょう。

 

現代の犬は飼い主から同じ時間に同じものを同じ量を毎日出されて食べています。

どうしても自分で本能的に判断するセンサーが鈍くなりがちです。 

 

本当にバランスの取れた素晴らしいドッグフードなら犬のサイズ別に中身を変える必要はない、と思います。

 

ただ、室内飼いの超小型犬と、屋外で飼う運動量の多い大型犬では、起こる可能性のある病気、疾患、故障が違うのも事実です。

もう少し検討したいのですが、ロイヤルカナンのようにサイズ別にフードの成分を変えるのは・・・・・あり、だと思います。

 

ロイヤルカナン スタータームース マザー&ベビードッグを離乳期の子犬に与えてみました に続く