ロイヤルカナンドッグフードって良いの?悪いの?どっちなの?

世界中で人気のドッグフード、ロイヤルカナンの品質、安全性、価格などを犬種別、病気疾患別、生活習慣別などの多方面から評価分析するサイトです。多くの種類があるなかで、愛犬にピッタリなドッグフードを見つけることができます。他のフードからの切り替えにも参考になります。

中高齢犬とロイヤルカナン①

犬の老化ってなに?

当たり前のことですが、犬も老化します。

見た目でわかることもあれば、動きや食べっぷりでわかることもあります。

 

老化の兆候にはどんなものがあるのでしょうか。

最近は室内で飼うことが増えたので、犬の老化に気付くことが多くなりました。

私の経験で気が付いたのは、

●口がクサくなる

●変な所でトイレをするようになる

●鼻が渇くようになった

●イボが増える

●ソファーに飛び上がることができなくなる

●耳が遠くなる

●目が白っぽくなる

などでした。

 

犬の老化は遅らせることができるの?

老化は自然なことです。逃れることはできません。

ですが、老化のスピードを遅らせたり、できるだけ最後まで健康的に生きさせることは可能です。

この点では人間と犬は共通点があるので対処しやすいです。

 

飼い主がしてやれることは、大部分が食事を通じてのことです。

大きく3つあります。

 

①骨

 歳をとるにつれて歩き方に支障が出ることがあります。

しびれが出たり、びっこを引いたら脊椎などの骨の異常が考えられます。

完全に歩き方がおかしくなったら獣医さんに診てもらいます。

 

放っておいても良くなることはありません。

診察の結果、軽度で様子を見ることになったら飼い主の出番です。

関節痛に効果があるのはまずコラーゲンです。

 

関節を覆っているのは軟骨で、コラーゲンがその半分以上を占めます。

加齢とともにコラーゲンの再生スピードが落ちていき、軟骨がすり減りやすくなります。

コラーゲンは食べ物から摂取することができます。

牛すじや鶏皮などに含まれています。

でも、これを毎日犬に食べさせるのはカロリーの摂りすぎる危険があるのでサプリメントが向いています。

 

次に関節痛に効果が期待されるのはグルコサミンとコンドロイチンです。

グルコサミンは軟骨を構成する成分の一つです。

コンドロイチンは潤滑油のように、関節が滑らかに動くように働く成分です。

つまりグルコサミンは軟骨を作る働きが強く、コンドロイチンは軟骨を守る働きが強いので、同時に摂取した方が相乗効果があります。

 

②筋肉

歳を取るにつれて筋肉量は減っていきます。栄養素を取り入れる能力が落ちてきたからです。

若いころのように充分なたんぱく質を貯蓄できなくなるので、若い時よりも多くのたんぱく質を必要とします。

 

市販されている老犬用フードは低タンパク質が多い。

人間で言えば老人に野菜中心の食事を与えるようなものです。

人間と違って犬は肉食系動物です。

高齢犬にたんぱく質を抑えても腎臓予防にはなりません。

高齢になっても動物性たんぱく質を必要とします。

 

③毛艶

毛は筋肉と関連が近いです。

たんぱく質の摂取量が少ないと毛並みが乱れてきたり、毛そのものに艶がなくなってきます。

毛並みが衰えることは、見た目にも「歳を取ったな」とわかる最大のポイントです。

 

逆に10歳を越えても毛並みが美しいと、いつまでも若々しく見えます。

きれいな毛並みを維持するためにも、動物性たんぱく質の摂取は欠かせません。

 

f:id:tonikakuganbaru:20161103165941j:plain

 

ロイヤルカナンには老犬用ドッグフードがありますか? 

ロイヤルカナンの高齢犬用フードは「エイジング」シリーズがあります。

これには「エイジング12+」 「エイジング10+」 「エイジング8+」があります。

統計的に犬は小型ほど長く生き、大型になるにつれ寿命が短くなる傾向があります。

そのため、小型犬には12歳以降として「12+」、中型犬には10歳以降に「10+」、

大型犬には8歳以降に「8+」がラインナップされています。

 

ポイントとしては、

①リンの含有量を調整して腎臓の健康維持にしています。

②健康な皮膚とつややかな毛を維持するためにEPA・DHAを配合。

③歯の健康のためにポリリン酸ナトリウムを配合。

④食べやすく、ふやけやすいギブル(粒)。

⑤高品質なたんぱく質を使用。

となっています。

 

f:id:tonikakuganbaru:20161103170340j:plain

 

ロイヤルカナンぐらいの企業になると実際に犬に食べさせる豊富な臨床数をもとに製造します。

その点では小規模なフードメーカーに比べて信頼感があります。

 

ただ気になる点もあります。

米、とうもろこし、家禽*ミート、とうもろこし粉、植物性分離タンパク**、コーングルテン、動物性脂肪、加水分解動物性タンパク、ビートパルプ、魚油、植物性繊維、トマト(リコピン源)、大豆油、フラクトオリゴ糖、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、ルリチシャ油、緑茶・ブドウ抽出物(ポリフェノール源)、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、アミノ酸類(L-アルギニン、L-チロシン、タウリン、L-リジン、DL-メチオニン、L-トリプトファン、L-カルニチン)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、K、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、イノシトール、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

*鶏、七面鳥
**超高消化性タンパク(消化率90%以上) 

 

原材料は多いものから順に記載されます。

成分は、たんぱく質が24.0%以上の表示があります。

このたんぱく質は植物性と動物性を足したものです。

ロイヤルカナンがどれほど研究しているとしても、24%は少ないと思います。

しかもこの中で犬に必要な動物性たんぱく質、はっきり言って「肉」がどれほど入っているのか。

ひょっとしたら半分以下かも。

 

私のような素人でもこれは引っかかります。

高齢犬になればなるほど良質な肉を食べさせる必要があります。

ドッグフードの50%を占めても多すぎるとは思いません。

 

やはりコストか。

肉を増やすということはコストが上がるということ。

つまり企業としては利益を圧迫するということ。

肉を減らして、代わりに栄養成分を添加する方法。

人間で言えば食事で栄養を取らずにビタミン剤を飲んでカバーしようとするようなもの。

 

ロイヤルカナンへお願いです。

もう少し「肉」を増やしていただければ、世界の犬は泣いて喜ぶでしょう。

御社にはそれを実現できる「力」があると思います。

愛犬が病気になる原因とは?  

 

中高齢犬とロイヤルカナン②VetsPlanエイジングケア に続く