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ロイヤルカナンドッグフードって良いの?悪いの?どっちなの?

世界中で人気のドッグフード、ロイヤルカナンの品質、安全性、価格などを犬種別、病気疾患別、生活習慣別などの多方面から評価分析するサイトです。多くの種類があるなかで、愛犬にピッタリなドッグフードを見つけることができます。他のフードからの切り替えにも参考になります。

ロイヤルカナンは高価?

ロイヤルカナンの評価と分析

ロイヤルカナンって中身の割に高くない?

よく聞きます。実は私もそう思います。

 

世の中には高級プレミアムドッグフードがたくさん出回ってます。

●グレインフリー=穀物不使用、アレルギーになりにくい

●ヒューマングレード=人間でも食べられるレベル。高品質

●合成添加物不使用=天然の酸化防止剤であるハーブを使用

など、なるほど、と思わせる内容です。

当然価格も高くなり、1キロ当たり1,500円以上します。

中には1キロ2,000円を越えるものもあります。

 

このレベルのドッグフードは購買者も納得して買うことが多く、一旦その良さがわかると継続して購入するパターンが多いようです。

仮に1パック3キロとしても、継続して買い続けると、低価格のフードに比べて毎回2000円以上の差がつけば、結構きつく感じるものです。

購入者がみんな裕福な人たちかというとそうでもないようで、犬のためを思えば、と他の出費を抑えても高級フードを買う人も少なくないようです。

 

実際、飼い主の方の家計と購入するドッグフードの価格は、ある程度のバランスを考えるべきかもしれません。参考サイト:家計別ドッグフード

 

ドッグフードの原材料は気になり始めるととことんチェックしたくなりますし、気にならないとまったく無頓着で成分など見る気にならないのが現実です。

 

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ロイヤルカナンはどうでしょうか?

主原料の成分表示を見てみます。(ミディアムアダルトを参照)

原材料

家禽*ミート、とうもろこし、とうもろこし粉、小麦粉、動物性脂肪、小麦、加水分解動物性タンパク、ビートパルプ、魚油、大豆油、酵母、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、ミネラル類(K、Cl、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、D3、コリン、E、C、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

*鶏・七面鳥
※主原料はすべて天然由来原料を使用しており、着色料を使用していない為、粒の色調等にばらつきがある場合がございますが、品質に問題はありませんので、安心してご利用ください。
 
 

 見慣れてない人は「そんなもんかな」と思うでしょう。

いろんなドッグフードを見比べて、すこしでも成分を調べたことのある人なら、

「これとこれが入っているのか。うーん、あまり良くないかな」と思うポイントを見つけるかもしれません。

 

具体的な成分の良し悪しは別項でしてます。

ここでは「材料に見合った価格なのか」に焦点を合わせます。

 

ロイヤルカナン ミディアムアダルトが 4㎏/3,900~5,300円とすると、

1㎏あたり大体1,000~1,500円ぐらいでしょう。

 

ここで安さが定評のペディグリーチャムを見てみます。

原材料・成分

穀類、肉類(チキン加水分解物、チキン、ビーフ等)、大豆、油脂類(パーム油、大豆油)、タンパク加水分解物、ビートパルプ、キシロース、野菜類(トマト、ほうれん草、にんじん)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(グリシン、システイン、メチオニン)、着色料(青2、赤102、黄4、黄5)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)、pH調整剤 *グルコサミンはチキン由来です

 

 大体どの個別商品も似たような原材料です。

ロイヤルカナンとどれほど違うかと言えば(成分の内容ではなく価格です)、

私の全くの主観ですが、

そんなに大差ないかな、という印象です。

これでペディグリーチャムは1㎏あたり260~350円で販売しています。

ロイヤルカナンの1/4ですね。

 

ペディグリーチャムが安すぎるのか、ロイヤルカナンが割高なのか。

仮に原材料の品質に違いがあるとしても、4倍も値段が違うのはさすがにどうなのか。

 

世間で「ロイヤルカナンは高い」という声が出るのも、しょうがないっちゃしょうがない、というより当然でしょ、と思いたくなります。

 

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ちょっと別角度から見てみます。

ロイヤルカナンがなぜ割高になるか。想像がつきます。

その理由は「サポート体制と臨床数」にあるからだと思います。

これは、私がこのサイトを立ち上げようと思った理由の一つです。

どういうことかと言えば、日本でも世界でもドッグフードメーカーはたくさんあるのに、企業として腰を落ち着けて、きちんと管理・サポートができているところがきわめて少ないからです。

 

ほとんどのメーカーは「作って終わり」的な姿勢に見えます。

売るのは代理店や販売店に任せて、購買者の意見を吸い上げるシステムにはなってないようです。

これではいかに立派なフードを作っても一方通行になり、顧客のニーズの変化に対応できません。

 

臨床数の違いも大きいです。

各メーカーとも宣伝文句はすばらしく、非の打ち所がないように見えますが、本当にたくさんの犬に食べさせデータを蓄積したうえでの記事でしょうか。

大半のフードはそうには見えません。

 

この2点においてロイヤルカナンは他社よりも10歩も20歩も前に進んでいるように思えます。

本社はフランスです。本社がビジネスをどう捉えているかはわかりません。

もっとドライなのかもしれません。

もしそうだとしても、顧客との距離感においてはロイヤルカナンが一番身近な所にいます。

 

管理・サポートには費用が掛かります。

ロイヤルカナンのドッグフードが割高なのはその費用を賄う必要があるからでしょう。

そのうえで希望を言えば、

価格的には今の半額ぐらいになればうれしいです。

半額だとペディグリーチャムの2倍程度、1㎏あたり500円ぐらいが購買者が納得できるラインじゃないでしょうか。

 

ロイヤルカナンの一段の企業努力に期待します。

 

ロイヤルカナンと食事療法食 に続く