ロイヤルカナンドッグフードって良いの?悪いの?どっちなの?

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犬の高脂血症とロイヤルカナン消化器サポート

犬の高脂血症ってホンマかいな?と思いました

これって人間の話でしょ、と普通思いませんか。

愛犬の定期検査で獣医さんに「高脂血症ですね」と言われたときは、ポカンと口を開けたぐらいです。

でも、最近は犬でもあるんだそうです。すごい時代になりました。

 

犬の高脂血症って何ですか?

血液中のコレステロールや中性脂肪が異常に増加した状態をいいます。

犬の高脂血症には、遺伝的な要因と言われる原発性高脂血症や食後の一過性な高脂血症と、内分泌疾患や代謝性疾患が原因の二次性高脂血症があります。

ミニチュアシュナウザーやシェルティ、シェトランドシープドッグなどは原発性高脂血症になりやすい犬種です。

 

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どんな病気になるんですか?

犬の高脂血症が進んでも、人間のように動脈硬化や心筋梗塞、脳血管梗塞が起きる可能性は少ないです。

可能性としては膵炎を起こすことがあります。

それよりも、肝障害・甲状腺機能低下症・多発性骨髄腫などの疾患がすでに起きていて、その二次的な症状として高脂血症になる場合が多いのです。

 

コレステロールってなに?

コレステロールは脂質の一つで、コレステロールそのものが体に悪いわけではなく、

体内での役割があります。

 

おもな役割として以下の通りです。

●細胞膜を作る

細胞は細胞膜に覆われていて、その膜からいろいろな物質の出し入れをします。

コレステロールはその出し入れを調節する役割があります。

 

●ホルモンの材料になる

副腎で作られる副腎皮質ホルモンや男性や女性の性ホルモンなどの材料になります。

 

●胆汁酸の原材料

肝臓において、栄養分を分解・吸収する胆汁酸をコレステロールから作ります。

 

コレステロールにはどんな種類があるの?

コレステロールには、HDLコレステロール(善玉コレステロール)LDLコレステロール(悪玉コレステロール)があります。

 

人間の場合は、

HDL(善玉)コレステロールは、体内で蓄積されたコレステロールを肝臓に運んで、動脈硬化を予防する働きがあります。

 

LDL(悪玉)コレステロールは、肝臓から体内にコレステロールを運ぶ働きがありますが、増加しすぎると血管に溜まって、動脈硬化を起こすことがあります。

 

犬の場合は動脈硬化になる可能性は低いのですが、このような理由から善玉と悪玉という言い方で区別します。

  

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中性脂肪とコレステロール

両方とも脂質ですが、コレステロールは体内の細胞膜やホルモン、胆汁酸を作るのに対し、中性脂肪は体温維持などの貯蔵用のエネルギーといえます。

 

犬の高脂血症になる原因は何ですか?

□遺伝:原発性高脂血症のもとと言われます。

 

続発性・生活習慣が原因と言われるものとして、

□糖尿病

□ステロイド剤の投薬

□甲状腺機能低下症

□膵炎

□胆管閉塞

□ネフローゼ

□脂っこいものの食べ過ぎ

□運動不足

□肥満

□ストレス

などがあります。

 

犬の高脂血症の治療

大きく三つに分かれます。

 

①遺伝が原因と言われる原発性高脂血症の場合

薬物療法:抗高脂血症薬を投与します。

食餌療法:低脂肪・高繊維のドッグフードを与えます。

低コレステロールのドッグフードを与えます。

ドッグフードの量を減らします。

 

②続発性で他の病気の二次的な高脂血症の場合

元の病気の治療:獣医師が治療します。

食餌療法:低脂肪・高繊維のドッグフードを与えます。

低コレステロールのドッグフードを与えます。

ドッグフードの量を減らします。

 

③生活習慣が原因と言われる高脂血症の場合

食餌療法:低脂肪・高繊維のドッグフードを与えます。

低コレステロールのドッグフードを与えます。

ドッグフードの量を減らします。

 

(注)どれも獣医師の治療の上で、獣医師の指導の下に食事療法を行います。

 

生活習慣からくる犬の高脂血症の予防

これは適度な運動と食餌管理に尽きます。

運動と言っても急に激しい運動をする必要はありません。逆効果になるときもあります。

シンプルに、毎日の散歩を心がけることです。

犬種にもよりますが、小型犬なら20分程度、中・大型犬なら30分~1時間程度を目安に、とにかく続けることです。

 

食餌管理は、手作りで作ってあげれる人はともかく、ほとんどの人はドッグフードを与えることになります。

今は高脂血症の犬用の食事療法食があるので便利です。

 

ロイヤルカナンの消化器サポート(低脂肪)シリーズ

犬用消化器サポート(低脂肪)は、消化吸収不良による下痢や高脂血症の犬に給与することを目的に作られています。

 

おもな特徴は次の通りです。

●高消化性

消化管の健康維持に配慮して、高消化性のタンパク質や炭水化物を使用し、サイリウムやフラクトオリゴ糖などの可溶性食物繊維を配合しています。

●低脂肪

高脂血症や急性膵炎に配慮し、脂肪の含有量を減らしています。

●食物繊維

粗繊維含有量を1.7%に調整し、消化吸収時の負担に配慮しています。

●抗活性酸素物質カクテル

健康を維持するために、複数の抗活性酸素物質であるビタミンC、E、タウリン、ルテインを配合しています。

 

 

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まとめ

現代の犬の病気は人間に近づいてきたように思えます。

遺伝的なものや、他の病気の二次的なものは別にして、生活習慣から来る高脂血症は飼い主による予防が可能です。

体重の変化は毎日見ていると、つい気が付かないものです。

ですから定期的な検査を獣医師にしてもらうのが確実だと思います。

一見どこも悪くないようでも、病気が進行している場合があります。

犬も早期発見・早期治療が大切です。

 

ロイヤルカナンの食事療法食「肝臓サポートシリーズ」と犬の肝臓病① に続く