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ロイヤルカナンドッグフードって良いの?悪いの?どっちなの?

世界中で人気のドッグフード、ロイヤルカナンの品質、安全性、価格などを犬種別、病気疾患別、生活習慣別などの多方面から評価分析するサイトです。多くの種類があるなかで、愛犬にピッタリなドッグフードを見つけることができます。他のフードからの切り替えにも参考になります。

ロイヤルカナンを世界が評価する

まとめ

ロイヤルカナンは世界中で販売されています。

ということは、世界の人から評価されているということです。

どのような評価をされているのでしょうか?

 

外国での評価

たくさんあるドッグフードのなかでロイヤルカナンがどのあたりにあるのかを知るためには、外国でのランキングサイトは見やすくわかりやすいです。

やはり合理的で論理的な評価の表現は欧米のサイトは秀でてますね。

いくつか見てみましょう。

 

①Pet Food Ratings(米)

ロイヤルカナンのミディアムアダルトを評価してます。

●アイムスやサイエンスダイエットよりは優れている、と言ってます。

●原材料の成分では、

チキンミールを「良い」としています。

日本のサイトでは、「〇〇ミール」とつくと良くないとされています。

肉の良くない部分などをミールと名付けて誤魔化している、と見られています。

でも、ここでは、どうせいろんな動物のミールを使用するのなら、まだチキンがまし、というニュアンスです。

同じような理由で鶏脂肪も良いとしています。

 

米は炭水化物ですが、これも、どうせ高い割合を配合するなら小麦よりまし、という感じで良しです。

ビール酵母に対しても良い評価をしています。

 

それに対して、どうしても気になる材料として、「コーングルテンミール」を挙げています。

もともとドッグフード消費者の間でトウモロコシの評判はあまり良くありません。

なぜかと言えば、 トウモロコシにはビタミンB3の一種でナイアシンをつくるアミノ酸のトリプトファンが少ないのです。

そのため、トウモロコシを食べ続けると、体内のビタミンB3が不足していきます。

このナイアシンが不足すると皮ふに影響が出ます。

よって「皮ふアレルギー」などの皮膚トラブルが起きやすくなるからです。

 
ましてやコーングルテンミールとは、コーンスターチを作る過程で出た副産物です。

副産物というと聞こえがいいのですが、ようするに搾りかすのゴミです。

栄養価もほとんどないと言っていいでしょう。

ドッグフードを作るうえでの「つなぎ」で「量を増やすかさ増し」です。

 

外国の評価サイトはこういう原材料を嫌うのです。

 

●総合評価は5段階の3でした。

数あるドッグフードの中で、真ん中あたりということです。

 

②Best Dog Food - Consumer Affairs(米)

評価内容はPet Food Ratingsと 同じよう内容で、総合評価は5段階の2でした。

 

③All about Dog Food U.K(英)

イギリスの評価サイト。

なんにでも評価や分析が好きなお国柄がそのまま出たサイトです。

評価内容もアメリカに比べて厳しく、ストレートな言い方をします。

 

まず、ロイヤルカナンの商品構成を批評しています。

● 異なる犬種・サイズ・年齢別フードは必ずしも専門的な食事療法から犬にプラスという証拠はない。

幸いなことに、これらのフードの大部分は多かれ少なかれ同じである。

そのため、広大な種類を顧客にアピールし、栄養の目的を果たすというよりも、棚スペースを広く占有したいがためという疑いを持たれている。

 

そして原材料の評価になります。

ロイヤルカナンのミディアムアダルトを評価します。

 

●事実上すべてのロイヤルカナンは特に望まれていない家禽ミール・白米・トウモロコシ・小麦が大半を占める。

●トウモロコシと小麦は消化器系の問題を常に言われている。

●成分表示は量の多い順に表示する義務がある。

肉が最初の成分であると見せるために、

トウモロコシとトウモロコシ粉、小麦と小麦粉に分けて表示している。

●BHAとBHTは最も論争の真っただ中の化学物質である。

特にBHAは発がん性を疑われている。

●不特定動物脂肪と加水分解動物性たんぱく質が具体的な名前がなく不透明。

●全体的な印象としてコスト削減を追求したフードになっている。

 

総合評価は5段階の1.8でした。

きびしい評価ですね。

 

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ここで日本国内を見てみます。

国内の評価サイトを見てみると、いくつかありますが、すべて原材料の成分の評価になっています。

 

それぞれをまとめて要約すると、

①主原料が穀物・・・ロイヤルカナンは犬を「肉食系の雑食動物」と捉えています。

そのため、動物性たんぱく質より消化吸収の良い穀物を主原料にしています。

犬の消化器官は肉の消化に適していて、炭水化物の消化や炭水化物からのたんぱく質利用に適していないことを知ったうえでの配合です。

 

②動物性油脂について

確かに嗜好性があり、食いつきがよくなります。

ただ、どうしても腐敗が早くなるので、合成酸化防止剤を必要とします。

何よりも中身が特定されていないのが不安です。

 

③BHAについて

発がん性が疑われている非常に強い合成酸化防止剤。

1回に食べる量が許容範囲なら問題ない、という論理が適性がどうかはともかく、隠さずきちんと表示するだけでもロイヤルカナンは誠実な会社である、と評価されています。いったいドッグフード業界はどんな業界なのでしょうか?

すごいレベルの話ですね。

 

④原材料の割に値段が高い

これは消費者なら肌で感じていることですね。

 

総合的な評価としては、

あまりお勧めできない、とかEランクが目につきました。

5段階にしたら1か2といったところでしょうか。

 

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最後に私の意見と考えを言います。

原材料について

今までたくさんのドッグフードを試してきました。

高級プレミアムグルテンフリーで高たんぱくのフードから、安かろう悪かろうの腹を満たすだけのフードまで多岐にわたります。

 

その中でロイヤルカナンは主原料や成分、実際に犬に食べさせた時の手応え。

それらをまとめると、ちょうど真ん中あたり、5段階ではちょうど3.0、偏差値で言えば50.0のところです。

フードメーカーとしてはちょうどいいところを狙っているともいえます。

 

私がロイヤルカナンを評価してるのは、企業として日本に根を張り、組織的にサポートしている点です。

海外メーカーのほとんどは売ることだけで、サポートは代理店や販売店まかせ。

やはり腰の入れ方が違います。

 

特に獣医師やショップへのサポート体制は群を抜いています。

これはどういう事かというと、いつも現場や最前線で消費者や獣医師の声を情報として集めることができるということです。

 

現代はたくさんの情報を持った者が勝つ時代です。

その気になれば消費者が求める、ニーズに合ったドッグフードをどこよりも的確に作ることができます。

この企業としての将来性には5段階の5を挙げたいと思います。

 

つくづく思うことですが、これに対して日本のドッグフードメーカーは不甲斐ないように見えます。

立派な会社もたくさんあるのに、ただの食品メーカー、というよりただの肥料メーカー的な、製造するだけでいいだろう的な消極性を感じます。

 

★まとめ

ロイヤルカナンを外から眺めた印象は、標準的なものを営業力で高く売って利益を出す会社に見えます。

出来れば値段の割に高品質なフードを作ってもらうとうれしいです。

 

企業というのは出発点が大切です。

犬の健康を第一に考えてスタートしたのと、肥料メーカーや食品メーカーが余った副産物の利用先としてドッグフードを作ったのとでは、その後の方向性が大きく違ってきます。

 

ロイヤルカナンは前者です。

最前線で獣医師やショップの声に耳を傾けていれば、いつの時代でもお客のニーズに合ったドッグフードを作ることができます。

 

これからの益々の発展を期待しています。

 

追伸:もし興味のある方は私の別サイトもご覧になってください。

フレンチブルドッグの健康と体調は食事とおやつで管理しよう!(トモオ先輩)です。

 

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